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物流ニュース
トナミHD 4期連続の増益に、グループ統廃合奏功
2013年5月11日
トナミホールディングスは5月9日、連結決算発表を行った。売上高1158億6400万円で前年同期比1.6%減、営業利益は27億6700万円(同97.2%増)、経常利益30億5000万円(同88.4%増)、当期利益17億8500万円(同182.2%増)の減収増益。不採算取引の見直しで2期連続の減収となる一方、分社化やグループの統廃合、幹線輸送の共同運行化など収益性向上とコスト削減効果で4期連続の増益となった。
綿貫勝介社長は「利益には満足しているが減収が続いており、今後は規模の拡大も図ったうえで、それに比例する利益をしっかりとあげていきたい」と述べた。配当は創立70周年の記念配当として普通配当に1円加え年5円を予定。14年3月期は消費増税を受けた駆け込み需要による物流量の増加などを見込み売上高1169億円、経常利益33億円、純利益18億9000万円の増収増益を見込む。
また、同日発表した役員人事では、6月27日付で前会長の南義弘取締役相談役が任期満了で退任し特別顧問に就く。新任取締役には、同17日付でトナミ運輸常務となる泉伸一氏が就任。トナミ運輸では寺林康男常務が専務に昇任。
◎関連リンク→ トナミホールディングス株式会社この記事へのコメント
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