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    CーArks物流研究会 業界1の品質を追求

    2013年7月1日

     
     
     

     CーArks物流研究会(及川公会長、東京都千代田区)は、クリナップロジスティクス(大竹重雄社長、同区)が平成17年に協力会社の品質管理とコスト削減のために立ち上げた組織だ。現在72の物流事業者が加盟し、「輸配送エリアナンバー1」を目指して様々な取り組みを行っている。富樫巧営業企画部副部長に話を聞いた。
     発足当初からの命題である品質管理への取り組みでは、現場・現物・現実の「三現主義」を掲げ、一昨年から会員の研修として現場見学会を開催している。全国69か所のプラットフォームを8ブロックに分け、それぞれの地区で選ばれた優良プラットフォームを見学するというもの。「座学だけでは興味を引くことは難しい。実際の現場を見てもらうのが一番」と話す。


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     見学の後には「振り返り」を行い、気付いたことや今後の課題などを発表する。「優良プラットフォームに選ばれたほうも、一層緊張感を持って業務に当たるようになる」。また、年1回の総会は1泊2日で行われ、会員の親睦を深め横のつながりを持てるものとなっている。「情報交換が大切。全国に散らばる会員が実際に顔を合わせられる貴重な機会を有効に活用して欲しい」との配慮からだ。
     総会の下部には、エリアごとに支部長会、支部会、支線会、幹線会が組織され、距離の近い会員同士、地域ごとの情報交換と横のつながり作りの場となっている。また、全国のプラットフォームを五つの拠点に分け、拠点ごとに協同便会議を開いている。同会議ではクリナップ以外の荷主の動向などの情報を聞くことができる。「支線会や幹線会では積み込みや荷下ろしを実地で指導するなど、現場により近い活動を展開している」といい、総会では前年度の取り組みから全国№1の支線を表彰、全会員に発表をする場ともなっている。
    今後は、CーArksのブランド力を一層高めることを目指し、「運転や接客などの品質をさらに向上させるため、独自の資格制度をつくり、各プラットフォームに指導を行える人材を配置したい」と語る。

     
     
     
     

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