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物流ニュース
フラワーリボン協会 名備運輸で意見交換会を開催
2023年4月5日
交通安全思想の啓発・交通遺児への支援事業をはじめ、事故撲滅を目指して活動する一般社団法人フラワーリボン協会(東京都港区)はこのほど、愛知県小牧市に本社を置く名備運輸を訪問。「物流業界にどう貢献し、どう影響力を出すか」。そのヒントを得るために、交通安全への意識が高く、DX推進にも積極的に取り組む同社代表の丸川靖彦氏と意見交換を行った。
協会からは、古賀直記代表理事のほか理事や正会員も参加。物流コンサルティング・運行管理支援サービス等を展開するライフナビコネクト(福岡県糟屋郡志免町)代表の瓜生尚希氏、同社部長の井上誠氏、運送業を専門に健康経営サポート事業を展開する丹商(兵庫県三田市)代表の丹羽篤蔵氏が同席した。
意見交換会は古賀氏が丸川氏に質問を投げかけるかたちで進行。丸川氏は自社における安全管理や地域貢献、業界の課題や矛盾点、経営哲学まで、様々な角度から情報を提供。事故撲滅には労務管理の徹底が必要不可欠との見解を示し、古賀氏も深く頷いていた。また、長時間労働、個々の働き方、健康管理などの話題ではそれぞれが意見を出し合い、雑談にも花が咲いた。
現場をよく観察し、先々を見据えて対策を講じてきた丸川氏との意見交換により、「アンテナがバチっと立った」と充実感を言葉にした古賀氏。起業以前から物流業に携わってきた瓜生氏も共感するところが多かったようで、運行管理サポートをさらに訴求していく方向性を示した。また丹羽氏は、高齢化に対応すべくドライバーが元気で長く働ける仕組みづくりの重要性を再認識したようだ。
同協会では、今後も専門家の協力を得て活動趣旨に賛同する個人・企業を集め、時代にマッチした支援体制を敷き業界へ貢献していきたいとしている。
◎関連リンク→ 名備運輸株式会社
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