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物流ニュース
ロジパルエクスプレス 独り立ちめざし実地研修
2013年8月19日
ロジパルエクスプレス(馬場範夫社長、東京都葛飾区)は、7月25、26日の2日間、若手ドライバーのための実地研修を行った。
同社では3年前から高卒のドライバー採用を復活させ、全国の各拠点に10代の若手ドライバーが配属されている。高卒の採用に踏み切ったのは「ドライバーの高齢化が深刻になってきたため」と話す山﨑博久マネジャー。「安全のため、”55歳ドライバー定年制”を敷いたことで、若手ドライバーを採用する必要性が生じた。中途採用者の場合、自分のやり方ができてしまっていて当社で求められる運転が馴染まず辞めてしまうことも多い。ドライバーの若返りを図るため、高卒採用に踏み切った」という。
普通免許で乗れる、総重量5トン未満の車も3台導入した。「高卒者は、まず倉庫業務や先輩ドライバーに随行して配送の手伝いをする。夏の〝研修〟から初めて本格的にハンドルを握ってもらい適性を見ていく。秋ごろまでに独り立ちしてくれたら」と説明する。「再研修をするなど時間を掛ける場合もあるが、今まで採用した新人は、皆ハンドルを握っている。素直な良い者ばかりで、現場からすると、もう少しやんちゃでもいいくらい」と笑う。
この日、研修に参加したのは今年度採用の3人に加え、再研修の2人、中途採用者の計6人。「もともと車が好きで、この会社を選んだ」「トラックは死角が多いので怖いが、早く独り立ちするのが目標」と、入社の経緯や今後の目標について話す。「研修などでしっかり教えてもらえるのは安心」と研修への評価も上々だ。日常点検や死角の確認、乗車訓練、路上研修、最後には教官による採点が行われ、一人ひとり注意すべきポイントを確認する。受講者は今後、各拠点に戻って先輩の指導でハンドルを握り、独り立ちを目指す。
◎関連リンク→株式会社ロジパルエクスプレスこの記事へのコメント
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