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物流ニュース
SGホールディングス 新社長と2023年3月期業績を発表
2023年5月26日
SGホールディングスは4月28日、定時取締役会を開催し、代表取締役社長を栗和田榮一氏から松本秀一氏に交代、代表取締役会長はそのまま栗和田氏が継続することを決定(内定)、同日発表した。なお同人事は2023年6月23日に開催予定の、第17回定時株主総会取締役選任決議で正式決定する。
栗和田氏は「現中期経営計画最終年度の目標を達成するためには、一段高い目線で物事を判断し、スピード感をもってさまざまな施策に取り組んでいくことが急務」とし、さらに「事業および組織力の強化も必要で、若く新たな発想でチャレンジできるリーダーシップが必要不可欠」として、セールスドライバーからスタートし30年以上グループに在籍経験、管理・統制担当としてグループの屋台骨を支えてきた松本次期社長を紹介。「社会経済環境が劇的に変化し続けていく現在、ESG(環境、社会、ガバナンス)を意識した経営をリードしてくれるものと期待している」とし、自身は「会長として今までと違う視点でグループを支えていく」とあいさつした。
また松本氏は「当社グループの経営環境は厳しい状況を迎えているが、これをチャンスととらえ、今までにない新たな発想でチャレンジすることで、社会インフラを担う当社グループの真価を発揮していく」と述べ、「私が今まで培ってきた経験・知識を最大限発揮し、SGホールディングスグループの安定的な経営基盤の強化と、さらなる事業成長につなぎ、グループ全従業員一丸となってすべてのステークホルダーから必要とされ続ける企業グループとして成長していく」と語った。
引き続き発表した2023年3月期の業績は、営業収益が1兆4346億900万円(前期比9.7%減)、営業利益が1352億7500万円(同13.1%減)、経常利益が1379億4100万円(同13.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1265億1100万円(18.5%増)。
また2024年3月期連結業績予想は、営業収益1兆3800億円(前期比3.8%減)、営業利益1055億円(同22.0%減)、経常利益1065億円(同22.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益715億円(43.5%減)と発表。なお、2024年3月期の配当予想は1株当たり52円の予定。
◎関連リンク→ SGホールディングス株式会社
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