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物流ニュース
物流連 次期会長に日本貨物鉄道の真貝康一氏
2023年6月22日
日本物流団体連合会(物流連、池田潤一郎会長=写真左)は6月2日、次期会長に、日本貨物鉄道代表取締役会長兼会長執行役員の真貝康一氏(同右)が就任することを発表、27日に開催予定の令和5年度定時総会終了時に就任する予定。
会長交代にあたり池田会長は、「物流連会長として一貫して発信してきたのは、我々物流事業者にとって最も大切なことは『安全な輸送を通じ、人々の生活を支える様々な生活必需品や物資、エネルギーなどの輸送を絶やさず、安定した輸送を提供し続けることでグローバル経済や社会の持続的成長を支えることにある』ということ」とし、「効率化に向けた標準化への取組をはじめ、物流が魅力ある業界であることを官民が連携し伝えていく活動を次期会長に託したい」とした。
次期会長の真貝氏は、「深刻な労働力不足やカーボンニュートラルへの対応など物流業界が直面する諸課題の解決に資する活動を進めていきたい」との考えを述べた上で、「物流を等身大で見ていただく」取り組みの継続、「社会インフラとしての物流機能の強化」を図る取り組み、「物流分野の環境対策」の取り組み、そして「物流事業者の海外展開の支援」へ取り組んでいくことを誓った。
また物流連は5月19日、全日通霞が関ビルにて、今年度1回目となる「ロジスティクスPRグループ2023〜物流いいとこみつけ隊〜」の全体会合を開催。
会合では、夏の物流業界インターンシップに向け、日程やプログラムについての検討や意見交換がなされた。企画内容のブラッシュアップなど、学生に物流をより身近に感じてもらえる企画にしていく方針だ。
会員企業の若手社員の意見を生かす「みつけ隊」の活動は、今年度も物流連の重要な活動と位置づけており、次回は6月下旬の開催を予定している。
さらに5月24日、官民物流標準化懇談会第8回「パレット標準化推進分科会」を開催。8回目となる今回は、パレット標準化実態把握・効果試算・諸外国における利用実態をはじめ、パレット標準化に向けた具体的な推奨案の整理が行われ、最後に積極的な意見交換が行われた。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会
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