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物流ニュース
JILS 総会と「2023年度物流改善賞」表彰式を開催
2023年7月25日
日本ロジスティクスシステム協会(JILS、大橋徹二会長)は6月28日、第13回定時総会を開催した。大橋会長は懇親会時のあいさつで「新型コロナウイルスは経済活動に大変大きな影響を及ぼした。それにより一方では長年の慣行が見直される契機となった。個人、産業、社会全体で変革が生まれ、新たな価値の創造がこれを機に起こり始めた。持続可能な社会の実現が強く求められ、経済的な成功だけでなく、社会的な責任や環境への配慮も重要な評価基準となっている」とし、JILSの今年度の活動として「①2024年問題の対応と持続可能な社会の実現②人的資本経営の実現と企業価値の向上③ロジスティクストランスフォーメーション(LX)のための企業連携」を行うと述べた。
総会では2022年度活動概要と事業報告、2023年度の活動方針と事業計画および予算等の審議を行い、すべて承認された。
総会後には「2023年度物流改善賞」の受賞者発表と表彰式も行われた。今年5月に行われた「全日本物流改善事例大会」で選ばれた優秀事例発表者の2部門の中から、以下の通り「最優秀物流改善賞」3組、「優秀物流改善賞」5組が選ばれ、表彰された。
▽「2023年度最優秀物流改善賞」(物流業務部門)コマツ物流「海外向けボルト梱包作業の改善~苦渋作業を減らすぞ大作戦~」、(物流管理部門)SBS東芝ロジスティクス「DFL思考×包装デザインアップデートによる顧客価値共創~工業用電子管におけるコスト低減、作業性向上、サステナビリティを追及~」/本田技研工業「物流作業の標準時間算出ツール開発による作業要員数の適正化」▽「2023年度優秀物流改善賞」(物流業務部門)NX・NPロジスティクス/花王/コマツ物流/ロジスティックスオペレーションサービス、(物流管理部門)オカムラ。
なお今年度からスタートした「2023年度物流現場改善優良認定制度」では、SBS東芝ロジスティクス、NX・NPロジスティクス、花王、本田技研工業の4社を「ブロンズ」ランクに認定した。
これに先駆け27日に「~革新への一歩~『物流革新に向けた政策パッケージ・ガイドライン』行政動向解説セミナー」のWebセミナーを無料で実施。同セミナーはホームページでアーカイブ動画配信中、聴講期間は7月10日まで。聴講希望者はホームページ参照。
◎関連リンク→ 社団法人日本ロジスティクスシステム協会
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