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物流ニュース
松葉倉庫 藤枝市の農業プロジェクトに参加、目指すは地域の活性化
2023年7月31日
松葉倉庫(松葉秀介社長、静岡県藤枝市)はこのほど市が企画した地域農業活性化プロジェクトに参加。その活動を開始した。
参加したプロジェクトは藤枝市による「ふじえだゼロから農業エントリー制度」で、これまで農業者や一定の研修を受けた新規就農者に限られていた農地の貸し出しを広く開放して特定区域の農地に対して10アール以下の使用貸借権を設定。遊休農地の発生防止と解消および新規就農の促進を目的にしており、企業としてのエントリーは松葉倉庫が第一号となった。
松葉社長は昨年の藤枝市におけるトレイルラン大会創設への尽力など日頃から地域貢献への思いは強かったが、今回の動きも藤枝における農業の盛り上がりに寄与したいとの考えを形にした。
農作はすでにスタートしており、きゅうりになす、かぼちゃや枝豆、落花生、ズッキーニ、とうもろこし、里芋、黒まめにプチトマトといった野菜類を栽培。先日には初収穫のタイミングを迎え、自らが育てた野菜を食した松葉社長はその感想を、「美味しいというより、愛しく感じた」と語って笑顔を見せる。
採れた野菜については自社で運営する企業主導型保育園「まつの実」で子どもらにも振る舞ったとのことで、また子どもらには収穫も経験してもらうことで食育の一環にしたいと松葉社長。今後については活動を通じて従業員や住民の農業参加を促していきたいとの意向で、その先にある「地域の活性化」を力強く見据えている。
◎関連リンク→ 松葉倉庫株式会社
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