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物流ニュース
サッポログループ物流東北支社 諸岡社長 北海商科大学で講義
2023年8月2日
北海商科大学で6月29日に行われた「物流システム論」のカリキュラムの一環として、サッポログループ物流東北支社(宮城県名取市)の諸岡知尚支社長が「サッポログループを取り巻く物流環境と今後の取り組み」と題し、約3時間に渡って学生に向けて講義した。「物流システム論」は相浦宣徳教授が担当し、物流の実務家や行政の担当者などによる講演を積極的に行っている。学生8人加え、物流企業や行政機関からも7人が聴講した。
諸岡支社長は、規制緩和後の運送業界の流れや基本的な物流用語・概念について説明し、「過当競争と取引関係の多層化が進んだことで運送会社の収益とドライバーの労働環境が悪化し、構造的なドライバー不足に陥った。荷主と実運送会社との距離が遠くなり、『伝えたい情報が思うように伝わらない』といった連絡体制が十分構築できないことも珍しくない。また、タテの連携は強固だが、異なるサプライチェーン間のヨコの連携が出来ず、効率的な物流にとって課題となっている」と述べた。
◎関連リンク→ サッポログループ物流株式会社
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