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物流ニュース
天竜自動車運送 点呼ロボットを試験運用、担当者の負担軽減へ
2023年9月1日
天竜自動車運送(渡辺豪社長、静岡県浜松市)ではこのほど、同社浜松営業所において環境改善と社内的な好循環を見据えたロボット点呼の試験的運用を開始した。
導入したのは東海電子製の自動点呼機器「Kebbi Air」で、顔部分にあたるモニターに映し出される表情や可動域の大きい腕部分にかわいらしい声などの動きで、点呼スペースに和やかな空気を演出。同社ではすでに使用していた点呼関連機器が東海電子製であったことから、連動性や互換性を考えた今回の運びとなった。
渡辺社長は経緯について、「担当者の負担軽減が一番の目的」とそのきっかけと考えに言及。「理想は人間が行うことだが、そのなかでもこうした機器の活用で時間をつくることができたり早く帰宅ができたりとメリットは大きい」として一連の動きに対する意義を語る。
また点呼を管理する同社の影山智浩氏は今回の動きについて前向きな見解を示したうえで点呼に対する自身の思いを述べ、「声がけなどを通して、明日につながるようなコミュニケーションを心がけている」とコメント。同社では試験運用を通じて今後に向けたさらなる活用と本格導入を計画しており、その効果に期待を寄せている。
◎関連リンク→ 天竜自動車運送株式会社
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