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物流ニュース
日本パレットレンタルとユーピーアール 「XROP」を共同開発、運営
2023年8月29日
パレットをはじめとする物流容器の循環型運用に必要なサービス基盤を2022年4月に共同で開発を行った日本パレットレンタル(加納尚美社長、東京都千代田区)と、ユーピーアール(酒田義矢社長、同)。
両社は23年7月、共同で「X-Rental クロスレンタルオープンプラットフォーム(以下『XROP』※読み:クロップ)」を開発・運営するために業務提携契約を締結。11月から両社顧客への提供を開始する。
業務提携に至った経緯について、両社は「19年から先行取り組みとして行っている合同回収の成果が上がっていること、ユーザから標準化に関する課題を指摘されたことがきっかけになった」としている。
業務提携によって、「国内でレンタルパレットを活用したパレット輸送の普及率を高めることを追及するほか、取引先からのフィードバックを基に、利便性を向上させるシステム開発も進めたい」考えだ。
「XROP」は、両社が有するIT基盤や人的リソース、輸送力を相互利用する目的で共同開発したもので、両社はこれを活用することで、物流容器の循環型運用において、より効率的で充実したサービスを提供する。
「XROP」は、物流容器の循環型運用に必要な「共通IT基盤(Webアプリケーションサービス)」「人的リソース(問い合わせ対応サービス)」「輸送力(運送並びにデポサービス)」の3つのサービスを提供する。
両社の顧客は「XROP」を活用することで、コスト削減や業務負荷軽減が実現可能になる。両社は「XROP」の共同運営で、2024年問題・物流DXへの対応を実施し、ホワイト物流の実現を目指す。
◎関連リンク→ 日本パレットレンタル株式会社関連記事
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