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物流ニュース
加熱するスピード便 ネットショッピングの当日配送
2013年11月8日
ネットショップで買い物した商品が、その日のうちに届くというサービスが珍しくなくなっている。「スピード競争」が加速しており、物流センターの整備などが相次いで進められている。当然、サービスを支えるのは運送事業者となる。運送事業者は現在、どのようなサービスが求められているのだろうか。
ネット通販大手のアマゾンには、「当日お急ぎ便」がある。「当日お急ぎ便は注文確定当日に、お急ぎ便は注文確定日から3日後までに商品を届ける。午前8時から午後9時までの間に届ける」という仕組み。当日お急ぎ便は配送料500円、お急ぎ便は同350円(プレミアム会員は無料)となっている。
楽天が運営する「楽天市場」では、「あす楽サービス」がある。「正午までの注文で、指定エリア内なら最短で翌日に届ける」というもの。このサービスでは「あす楽商品を、当日午前11時59分までに注文したにもかかわらず、翌日に商品が届かなかった場合、ショップからのおわびとして購入金額の5%相当の楽天スーパーポイントを付与する」サービスまである。
「ビックカメラ.com」では、午前0時から同11時までの注文確定分を当日配送するサービスを東京、千葉、埼玉、神奈川の一部で実施。ヤマダ電機のネットショップでは「12時間以内出荷商品」があり、「宅配商品が配送センターに在庫がある場合に表示される。決済確定後12時間以内に商品を出荷。銀行振り込み・コンビニ払いの場合、入金確認時に在庫切れとなりメーカー入荷待ちとなる場合がある。また、配送業者による玄関先までの配送で設置は行わない」としている。
これらのサービスを完成させるには、滞りのないスムーズな物流サービスの提供が必須となる。運送会社の質の高さを抜きにしては考えられないサービスで、それだけに運送会社やドライバーの負担も大きくなるとも言えるだろう。この記事へのコメント
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