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物流ニュース
大ト協のエコタイヤ助成制度 「嬉しい」の声続出
2013年11月6日
最近、環境にも優しく、燃費も向上するタイヤを各メーカーが販売している。大ト協は会員事業者に対し、エコタイヤ(メーカー指定限定)1本につき3000円を助成する制度を、来年2月28日まで行っている。タイヤ40本、車両3台までで、最大12万円の助成となる。
大阪府和泉市で大型やトレーラを保有するA社では「偶然、ト協の通知に目を通した時にエコタイヤの助成制度を知った。ほとんどの車両にエコタイヤを導入しているので、領収書や車検証の写しなど必要な書類を用意して申請した。当社は70台の車両を保有しているためわずかな金額だが、燃料価格高騰、タイヤ価格も原油価格の高騰で値上がりしているため、ちょっとした助成でも本当にありがたく感じた」と話す。
また、同堺市のB社でも「タイヤは消耗品で、あまり高額なタイヤは必要ないと考えていたが、販売店からエコタイヤは転がり性能が高く長寿命で、グリップ性能も高いと教えてもらい導入した。今なら助成制度があるということで、大型車3台分で申請した。トラックにとって、タイヤはドライバーの命と大切な荷物を無事に目的地まで運ぶものなので、助成制度は本当に嬉しかった。身近なものに対する助成制度がもっと増えれば、中小・零細の運送会社に喜ばれるのではないか」と話す。
同市のタイヤ販売会社は「大ト協に加入しているユーザーには、指定のエコタイヤを導入すると助成を受けられると告げている。ト協に加入していても助成制度を知らないユーザーもおり、消耗品の助成はどの事業者も喜んでいる」と語った。
大ト協によると、利用状況は予算の半分程度で、余裕があるという。タイヤ交換を考えている会員事業者は助成制度を活用してみてはどうだろうか。この記事へのコメント
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