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物流ニュース
トラック不足の運賃事情 運賃の見直し時期か
2014年1月23日
年末の繁忙期は常に「トラックが足りない」という話を聞くが、昨年末はドライバー不足が早くから懸念されていたこともあり、「運ぶトラックがない」ということもあった。
あまりにもトラックが集まらなければ運賃の見直しを考えざるをえないという元請けもいる事態もみられる。
神奈川県で食品を運ぶある事業者は「厚木市から横浜市までの輸送で、(大型で)運賃9万円出すから運んでほしいという話があった」という。どうしても運んでほしいために破格の運賃を出してきたのだ。それでも空いているトラックがなかったので断った。同事業者では「食品物流というのは面白いもので、必要になる時期は同時になることが多い」という。トラック不足で「運賃は2倍出すからトラックを出してほしい」という話もあったようだ。
ただし、これは繁忙期の一時的な話であり、今後も運賃を上げるということではない。同事業者では荷主である元請けに「安い運賃を見直していかないと、これからはトラックを集められない」と説明し、見直し時期であることを伝えている。
元請け側でも燃料高騰によるサーチャージ導入には反応が薄かったが、トラックを集めるために運賃を見直すという雰囲気にもなっているようだ。この記事へのコメント
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