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    食品輸送「働けど・・・」 過剰コンプラ日に日に増加

    2014年1月24日

     
     
     

     「働けど働けど…という状況」。食品輸送などを主力とする事業者は、いまのトラック事業環境をそう表現する。自動車関連の諸税負担、燃料代の高騰…。明るさが出てきたといわれる他の物資輸送とは少し違った様相もあるという。
     「荷待ち時間は相変わらず」。食品業界を表す言葉として真っ先に出てきたのが、この言葉。「知り合いの会社などは本当に10時間近い待ちが、いまだに生じているという」と話す。明るさの出ているほかの物資輸送に切り替えたい気持ちもやまやまだが、「トラックの形状などが邪魔をしてなかなか」とのこと。


     また、荷主やその取引先のスーパーマーケットの「過剰コンプライアンス」も、食品に対する昨今の消費者の目を背景に、日に日に増しているという。「賞味期限切れでもない、ましてや腐ってもいないものを、少しの時間の温度管理ができていなかったからと言って廃棄処分になることもあった」と話す。

     
     
     
     

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