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物流ニュース
親しみやすさアピール スギヤスの「シャンプーくん」
2014年1月10日
「Bishamon」ブランドで、ハンドパレットトラックなどのマテハン機器を製造するスギヤス(愛知県高浜市)では、杉浦安俊社長をイメージしてデザインされた「シャンプーくん」がPRに貢献している。ネーミングは、中国語圏で「杉浦」の読み方をカタカナ表記にすると「シャンプー」になり、同社長が現地でこう呼ばれていることから。
杉浦社長は、「人気は絶大で、展示会で『シャンプーくん』がブースに立つと、一気に人だかりができてしまい、主催者から注意されてしまうほど」と胸を張る。あまりの来客の多さに「休憩できないスタッフからクレームが来る」と笑う。
抜群の集客力を誇る「シャンプーくん」だが、難点はその暑さ。「夏場の展示会では30分が限界」。
自らがキャラクターとなり前面に出ているため、「出たがりで目立ちたがりの社長」というイメージが業界内で広がっているが、社長秘書の杉浦広哲氏は「実は極度の恥ずかしがり屋。プライベートでは写真も写りたがらない」と打ち明ける。
杉浦社長に本音を聞くと、「会社を率いる社長として、マーケティングとブランディングのためには、個人の『恥ずかしい』といった感情など二の次。会社と製品を印象付けられるのであれば喜んで体を張る」と語る。また、「従業員も『社長があそこまでやっているのなら』と必死で付いてきてくれる」とも。
「競争の激しい業界で、顧客に『あの会社、ちょっと変わっているよね』と記憶の片隅に、少しでも残っていてくれればチャンスは広がる」と語る同社長。周囲をあっと言わせる新たな広報戦略を日々、練っているという。
◎関連リンク→ 株式会社スギヤスこの記事へのコメント
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