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    多忙な平ボディー車 輸送オーダーは続く

    2014年2月10日

     
     
     

     昨年夏の終わりごろから、平ボディー車は車両や人手不足、建設ラッシュや繁忙期と重なり、傭車確保が困難となった。運送会社が車両不足を理由に仕事を断ることが増えたため、荷主企業は配送に支障をきたしてはならないと、輸送オーダーを前倒しで行うケースが増えている。このため、早めの輸送オーダーに混迷する事業者を紹介したが、年が明けても状況は変わらず、1週間から10日以上先の輸送オーダーが荷主から寄せられる事態となっているようだ。
     大阪府高石市で平ボディー車を専門とし、近・中距離輸送を行うA社では、12月30日までフル稼働で配送業務を行い、4日から仕事を開始したが、17日まですべての保有車両(約20台)に輸送オーダーが入っていている状態で、今は荷主に仕事を依頼されても車両が提供できないと説明している。


     同社には年末にも多くの輸送依頼があった。車両を押さえた場合の運賃は、4トン車で約200キロ圏内の配送でも4万円と高額。荷主からは「今は金額の問題ではない」と言われ、高い運賃でもノドから手が出るほど平ボディー車を求めている荷主が多いと話す。
     また、同和泉市の建設資材などを輸送するB社では、平ボディー車やクレーン付き車両の急激な人手・車両不足から、少しでも輸送効率を上げるために積み替えを行っている。同社社長も「輸送オーダーが予想以上にあり、傭車の確保も困難。少しでも荷主の要望に応えられるように自社車庫で荷物の積み合わせ、積み替えなどを行っているが、それを上回る輸送オーダー。新たな保管場所を設けて集荷・保管を検討しているが、さらに忙しくなるだろう」と複雑な心境を語っている。
     大阪市の建設機械・材料輸送を行うC社は「平ボディー車は年末年始も関係なく動いている。平ボディー車やクレーン付き車両は箱車と比べて少ない。シート掛けを嫌がるドライバーも多く、人手が不足している。今以上に建設関係が動けば、輸送を依頼されてもトラックの取り合いとなる。しかし、労働時間や燃料価格などの問題も出てくる。忙しくても傭車を確保できない状態ではあまり嬉しくない」と語るなど、無理に走らせても利益はなく、運賃が倍以上にならなければ採算は得られないと言う。現状では運賃が倍になることも考えにくく、事業者にとっては苦労が増えるだけで中身が伴わないのが本音のようだ。

     
     
     
     
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