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物流ニュース
郷運輸 倉庫レンタルサービスを開始、10平方mを1カ月単位で
2023年10月18日
郷運輸(竹村公作社長、岐阜県不破郡)は7月から新事業として倉庫レンタルサービス「WAREHOUSE RAINBOW(ウェアハウスレインボー)」を開始している。
最低契約期間や決まった大区画スペースでの貸し出しをしている貸倉庫が多いが、同サービスは短期間・小スペースをモットーに10平方mを1か月単位で借りることができる倉庫シェアリングサービスを構築。これは日本初のもので現在東海地域の中小製造事業者へ提供している。
また、本倉庫に併設する形で社内運転者のためのジムやシャワー、仮眠室、休憩室を新設。加えて、簡単に空き状況の確認や予約ができるシステムも導入している。
アフターコロナの対応をしている同社の取引先において急激な受注増や超短期案件が多くなった。特に中小製造事業者は十分な自社倉庫を保有していない場合が多く、ビジネスチャンスを逃してしまうこともしばしばあった。そのような問題を解決するべく、同社の空きスペースを貸し倉庫へと改修し、同サービスがスタート。
同社は今後について「当社は今まで顧客の製品を運ぶだけの運送業だったが、保管サービスが加わり事業の相乗効果を期待している。また、社会のニーズに対応したサービス提供を行うことで、地域社会や日本全体の発展に寄与できるようこれからも柔軟に新しい挑戦をしていく」とコメントしている。
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