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物流ニュース
神ト協 九都県市合同防災訓練に参加、救援物資輸送訓練に協力
2023年9月14日
神奈川ト協(吉田修一会長)は、9月1日の防災の日にあわせて県内各地で開催された防災訓練に参加協力した。
第44回を迎えた九都県市合同防災訓練は相模原市が幹事都市を担当。令和5年度相模原市総合防災訓練があわせて開催された。
相模原駅近くの相模原総合補給廠一部返還地及び相模原スポーツ・レクリエーションパークを主会場として実施。同協会からは吉田会長並びに三原輝美副会長が参加した。
今年は関東大震災から100年となる節目の年であることから、例年よりも大規模な訓練が行われた。
訓練は同市直下を震源とするマグニチュード7クラスの地震を想定。ライフラインの復旧訓練や市民による訓練、医療救護訓練などが行われた。同協会は救援物資輸送訓練に協力した。
同協会は九都県市総合防災訓練に関連して8月上旬から9月下旬にかけて県内各地で実施された救援物資の輸送訓練に参加。各地域の会員事業者が車両を提供し協力した。川崎ブロックでは、川崎運送(川崎市川崎区)、山一産業(同市高津区)が同市南部防災センターから佐川急便さいたま営業所まで救援物資を輸送。横浜ブロックでは、不二運輸倉庫(横浜市磯子区)並びにパイプライン運輸(同市南区)が協力し、同市南部倉庫から東京都多摩広域防災倉庫(立川市)及び川村学園女子大学(我孫子市)まで物資の輸送を行った。県央ブロックでは、まるだい運輸倉庫(小田原市)が小田原合同庁舎から新座防災基地、相模原市救援物資集積・集配センターまで輸送した。今月27日には再度物資輸送訓練が行われ、平沢運送(小田原市)が協力を予定。
同協会では、緊急物資輸送に協力できる会員事業者を災害時物流支援事業所として登録。会員向けに研修会を実施するなどして、首都直下地震などの大規模災害発生時に備えた防災体制の構築を進めている。
◎関連リンク→ 一般社団法人神奈川県トラック協会
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