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物流ニュース
SGムービング 自治体公認サービス開始 3自治体と協定締結
2023年10月3日
SGホールディングスグループで、大型家具家電の設置輸送および移転を主軸に「輸送+α」の付加価値を提供するSGムービング(角本高章社長、東京都江東区)と、リネットジャパングループの子会社で小型家電リサイクル事業を展開するリネットジャパンリサイクル(中村俊夫社長、愛知県大府市)は、2023年8月、新たに埼玉県宮代町、静岡県伊豆市、奈良県斑鳩町の3自治体と「連携と協力に関する協定」を締結し、家電リサイクル法指定 4品目を含むさまざまな使用済み家電を自宅から回収する自治体公認サービスを開始した。
SGムービングは現在、家電4品目のテレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの回収に際し、小売業者と全国の収集運搬業者をオンライン上でマッチングする「SG−ARK」を提供している。
一方、リネットジャパンリサイクルは環境省・経済産業省から小型家電リサイクル法に基づく許認可を取得し、宅配便を活用して廃家電をご自宅から直接回収するリサイクルサービスを、全国約640の自治体・大手ネット通販・大手家電量販店・家電メーカーなどと提携して展開している。
使用済みとなった家電4品目は、メーカー指定引取所に運ばれた後、各家電メーカーが引き取った上でリサイクル処理することになっているが、これらの大型製品は自宅から運び出すのが難しい、リサイクル券の事前購入など排出時に手間がかかる、正しい排出方法が分からない、といったことを背景に、無許可業者による回収や不法投棄が課題となっている。
こうした課題を解決するため、両社はさまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォームを開発、2022年12月からサービスを提供している。これまでに全国86の自治体(人口換算で約700万人)と協定を締結している。
連携する自治体においては、自治体が発行する各種媒体を通じて、便利で簡単に正しく処分できる方法として同サービスの活用・周知を予定しているという。
同社では、「今後もSGムービングとリネットジャパンは自治体との連携を強化し、正しいリサイクルの促進を図ることで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきたい」と話している。
◎関連リンク→ SGムービング株式会社
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