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物流ニュース
運輸労連が中央委員会開催 春闘要求基準は7800円
2014年3月5日
運輸労連(山浦正生中央執行委員長)は1月28日、中央委員会を開催。
山浦中央執行委員長は2014年春闘に関して、「統一ベア要求を掲げ、月例賃金の引き上げと格差是正にこだわっていく」とした。さらに「交通政策基本法の今後の対応として、関連事業法の見直しの中で対応を図り、同時に地方でも〝街づくり〟の観点から計画的実施が求められる。駐禁問題などについても政策実現に向けた働きかけをお願いしていく」と話した。
中型免許制度の問題を踏まえ、「安全性を担保した上で、実態に即した『運転免許制度の在り方』について行政に求めるとともに、業界に対して採用に係るPRや免許取得にあたっての助成措置の拡充を求めていきたい」と語った。
最後に「魅力ある産業にシフトできるよう春闘交渉を頑張っていきたい」とあいさつした。
春闘の要求基準は、共同ベースに定期昇給分1.5%と物価上昇・格差是正引き上げ分1.7%を加えた7800円を中心に交渉。「4月からの増税を考えると低いが、例年6000円台を目標に交渉しており、現実的にみると高い目標。4月からの物量減少予測を考えると、出来るだけ3月中の決着を求めたい」との中央役員らの考えも述べられた。
統一要求日は2月7〜12日、統一交渉日は同21、27日と3月7日、大手ヤマ場は3月中旬、中小単組ヤマ場は4月第3週を予定として発表した。
◎関連リンク→ 全日本運輸産業労働組合連合会この記事へのコメント
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