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物流ニュース
アイル 物流倉庫の業務管理システム提供
2014年3月28日
アイル(岩本哲夫社長、東京都港区)では、物流倉庫の業務管理システムを提供している。「特にファッション業界に強い」という同社のシステムについて、パートナー推進本部の安東祥太主任は、「ファッション系の倉庫では、季節物の商品など入れ替えが多い。また、情報量が多いため処理が煩雑になり、委託先への伝達で手間取ったりミスが発生しやすい」と指摘する。
「バーコードの導入で効率化を図ろうと考える事業所も多い」というが、ファッション関係の場合、大手小売店に特化したシステムが多く、卸・小売双方に対応したものが少ない。また、「中小規模の荷主が多いのもファッション業界の特徴」とし、「規模拡大によって物量が増え、対応に迫られた倉庫事業者から相談を受けることもある」という。
システムの導入で荷主の囲い込みを図るなど、倉庫事業者からの問い合わせを受けることも増えている。「効率化を考える事業者は今後も増えるはず。物の流れをいち早く把握することで、入出庫がスピーディになり、人員も削減できる」と、自社のシステムへの自信をのぞかせる。
同社では、顧客に合わせたシステムを構築する「イージーオーダー」で、いままでに約5000社のシステムを手掛けてきた。「倉庫担当者が代わることが多い」という顧客の声を受け、システム導入時だけでなく、顧客側の担当者が代わったときにも訪問指導を行うなど、充実したサポート体制で、リピート率は97%以上だという。同主任は、「今後も、1件1件に合わせたシステムの提案で、効率化に貢献できたら」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社アイルこの記事へのコメント
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