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物流ニュース
SBSゼンツウ 霞ヶ関キャピタルと覚書締結
2023年12月1日
SBSグループで食品配送事業を展開するSBSゼンツウ(池田伸之社長、東京都新宿区)は、埼玉県・三芳町に建設中の賃貸用冷凍自動倉庫「LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ」における覚書を、同施設を開発する霞ヶ関キャピタル(河本幸士郎社長、東京都千代田区)との間で締結。
「LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ」は延べ床面積約9622平方m、一部鉄筋鉄骨コンクリート造りの鉄筋造り、地上2階建ての賃貸用冷凍自動倉庫で、覚書によると、同施設の約半分の容量(パレット)を借り受けるとともに、1階の入出庫エリアでおこなわれる貨物の輸送機器への積み込みや荷下ろし、および 倉庫やバース等への入庫・出庫作業などの荷役業務を受託する。
SBSゼンツウでは「安心・安全・高品質なサプライチェーンを提供し、お客様の満足度向上に努めていく。皆さまからの問い合わせをお待ちしている」と話す。
またSBSロジコム(鎌田正彦社長、同)は10月1日、同社が 100%株式を所有する東洋運輸倉庫(靍岡征人社長、同)を吸収合併。存続会社 はSBSロジコム。
東洋運輸倉庫は1960年創業で、通関からエンドユーザーまで、アセット型の複合一貫物流を強みとしており、「両社の強みを生かし、グループのさらなる発展を目指す。経営を一本化することで、シナジー効果を更に加速し、2社を含めたロジコムグループの総合力向上を目指す」という。
SBSロジコムは、富良野通運(永吉大介社長、北海道富良野市)と共同で日本石油輸(原昌一郎社長、東京都品川区)からリース運用していた12ft冷蔵コンテナのデザインを一新し、9月14日から運用を開始。このコンテナは断熱材を使用し、保冷(保温)性能を備えて、野菜等、温度維持が必要な品物の輸送に最適な構造。SBSロジコムでは関東から北海道へは主に食料工業品を、富良野通運では北海道から関東へ主に野菜等の輸送を行っている。
両社では「双方が持つ集荷・配達能力を最大限発揮し、本州・北海道間の輸送品質向上を図りつつ、お客様へ最適なロジスティクスを提案し、モーダルシフトを進めることでCO2排出量削減による持続可能な社会の実現と2024年問題を解決するべく推進していく」と話す。
◎関連リンク→ SBSゼンツウ株式会社
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