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物流ニュース
大和ハウス工業とフジタ 川西市と災害時協定を締結
2023年11月28日
大和ハウス工業とグループ会社のフジタは10月19日、兵庫県川西市(越田謙治郎市長)と物流施設「DPL兵庫川西」における「災害発生時の支援に関する協定書」を締結した。
同施設は同13日に竣工した、複数の企業テナントが入居できる大型マルチテナント型の物流施設。この協定締結により、川西市で地震などの災害が発生時には「DPL兵庫川西」の共用部分を一時避難場所として提供したり、支援物資の一時保管や集積場所として活用する。
大和ハウスグループの大和物流(木下健治社長、大阪市西区)は同18日、「つくばロジスティクスセンターⅡ」(茨城県つくば市)を開設。同センターは、大和ハウス工業が開発した物流施設「DPLつくば谷田部」全棟を賃借し開設したもの。2017年に開設した「つくばロジスティクスセンター」(延べ床面積約5900 坪)の需要が高く満床稼働の状況が続いていることから、つくばエリアにおける物流セ ンターネットワークを強化することを目的に、今回「つくばロジスティクスセンターⅡ」を開設した。
同センターは延べ床面積約1万2491坪、鉄骨造りの地上2階建て、両面トラックバース、高床式接車台数は72台(バース予約管理システム導入予定)。床荷重は各階1.5トン/平方m、貨物用エレベーターは3.5トンが6基とドックレベラーが4基。)同社では「1フロア5000坪という⾯積があるため、センター運営としても高い汎用性に富み、在庫保管型から仕分けを中心とした通過型まで、さまざまな種類の物流センターとして効率的な庫内オペレーション設計で顧客ニーズに合わせたサービスの提案が可能。
立地条件は首都圏と東北地方を結ぶ常磐自動車道『谷田部インターチェンジ』から約5.5km、圏央道『つくば中央インターチェンジ』から約7.5kmと、都心部向けの配送拠点から首都圏を広域にカバーする拠点まで幅広い用途に適している」とし、「『つくばロジスティクスセンター』まで約3kmの距離なので、作業員や車両などのリソースの共有もでき、繁閑差への対応など効率的な業務運営が可能」と話す。
◎関連リンク→ 大和ハウス工業株式会社
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