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物流ニュース
三輪タイヤ 本社営業所を移転、最新設備で効率化と作業負担軽減
2023年12月1日
三輪タイヤ(藤原愼司社長)はこのほど、京都市伏見区に本社事務所及び本社営業所を移転オープンした。
「タイヤランド伏見」という名称の新営業所は、敷地面積約1900平方㍍、地上2階建ての鉄骨構造で、延べ面積は約1930平方㍍。事務所部分には、事務スペースや作業待合スペース、従業員休憩室、会議室、シャワーブースを備えた更衣室等を備えている。タイヤ整備作業場は、大型トラック4台が同時収容できるのに加え乗用車専用レーンを持ち、トラック用の3レーンにはアッパーライトを設置し、大型車両のジャッキアップポイントを的確にとらえる工夫がなされている。また、大型車のタイヤをスムーズに脱着できるタイヤリフター、ホイールドーリーの導入や、大型車用の重量のあるインパクトレンチを天井から吊り下げるシステム、脱輪防止対策に有効なトルクセッター等、作業スタッフの労力と負担の軽減に注力すると共に、作業効率向上を狙った新機軸な設備を有している。
さらに、これまで自動車整備部門は同社栗東営業所だけが認証工場資格を有していたが、本社営業所の移転に伴い、広大な作業場面積を生かし、大型車の整備も可能とする認証工場資格を取得予定。また、工場スペースの2階部分は取引顧客のタイヤを有償で預かり管理できる営業倉庫とし、タイヤ整備のみならずスタッドレスタイヤなど季節外品をその場で保管できるワンストップサービスの提供を可能としている。
藤原社長は移転の経緯について、「従来の本社営業所では敷地の制約がありトレーラは入れず、また、設備も老朽化が進み人力に頼っていた」そうで、「新営業所はトレーラも入れる敷地を確保しており、さらに最新設備の導入で省力化と効率化が実現することで、より安全な作業とスタッフの負担軽減にもつながる」と説明。「新しい土地に移って、お客様にもより便利にご来店頂けるようになった。当社の特長の一つである出張サービスにおいても、よりスピーディーに対応できる」と移転のメリットを強調する。
新営業所の住所は、京都市伏見区横大路天王前1-145。
◎関連リンク→ 株式会社三輪タイヤ
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