-
物流ニュース
ヤマネット 物流交流会を開催、6人がリレー講演
2023年11月16日
運送会社向けの研修・セミナーを行う「物流応援団」を運営するヤマネット(山田泰壮団長、愛知県小牧市)は10月6日、ウインクあいちで物流交流会を3年ぶりにリアル開催した。
「人材戦略・集まる仕組み、辞めない工夫」をテーマとした今回のメインゲストスピーカーは、「メタル便」の立役者・大榮(大阪市)代表の吉田昌弘氏。同氏は人材確保で成果を出している「チームヨシダ」のメンバー5人によるリレー講演を企画、自身が大トリを務め、満席の会場を盛り上げた。
リレー講演のトップバッターは、SNSを活用したリクルートを展開する大安(福岡県北九州市)代表の平川隼大氏。「ヤマネットを入社待ちが出る集団へ」をキーワードに、SNSの管理や活用のポイントを挙げ、「一番会社のことを好きな人が運用を」とアドバイス。
続いて登壇したトップラン物流(滋賀県愛知郡愛荘町)代表の岡田譲氏は、自分好みにトラックを装飾、カスタマイズできる強みから、「トラックを愛するドライバーを育て上げる仕組み」を発表。また栄進物流(愛知県愛西市)デジタルペイント事業部の中瀬雄介氏は、「カッコいいトラックに生まれ変わらせる価値」と題して、オートボディープリンターを使ったデザイントラックの魅力や効果をPRした。
後半は、総合トラック(千葉県浦安市)常務の古賀貴氏が「実際に成果をあげている自社求人の極意」を発信。続いて同代表の梶大吉氏が「今、物流業界で働く社員の生活実態とその問題点」について、架空の4人家族のリアルな人生シミュレーションを提示して説明した。
本講演の目玉・吉田氏は、「このままでは手取り40万円のタクシードライバーに若い人材をもっていかれる」と斬新な切り口で興味をかき立て、「募集1回で80人超、2年半退職ゼロ」という自社の極意を伝授。「採用(募集)は人の心を掴む作業。デキる営業マンにやってもらえ」と吉田節を展開し、笑いと腹に落ちる言葉の数々で聴講者の心を惹きつけた。
◎関連リンク→ 物流応援団ヤマネット
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ