-
物流ニュース
SBSグループ ECプラットフォーム事業の大型戦略拠点を設置、来年2月に
2023年10月30日
SBSグループは10月10日、千葉県野田市に2024年1月竣工予定の「野田瀬戸物流センター(仮称)」内に、ECプラットフォーム事業の大型戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」を同年2月に開設することを発表。
同グループでは、「急成長するEC市場において、EC事業者は競争激化、物量波動、在庫最適化、配送コスト増、 人手不足など数多くの経営課題に直面しており、SBSグループはこれらの課題を解決しEC市場の一層の成長に貢献すべく、3PL事業で培った倉庫管理や配送ノウハウ、さらに Logistics Technology(以下、LT)を駆使した物流DXを組み合わせ、業界別に最適化されたプラットフォーム『EC物流お任せくん』を2022年12月に発表し、EC物流事業への取り組みを加速している。来年2月にオープンする『EC野田瀬戸物流センター』は『EC物流お任せくん』が持つ多彩なサービスが一気通貫で実現する、第1号戦略拠点」と話す。
同センターは、EC専用区ではSBSグループ内で最大規模であり、1フロア1万坪(約3万3000平方㍍)の大型エリアを持ち、EC事業者が相乗りで利用できる共同運営型の物流センター。センター内は、常温に加え3温度帯や定温保管機能も備え、特殊商品の保管可能な危険物倉庫、返品商品の格上げ(補修)や細かい流通加工に対応する各種設備を設置。
同センターの最大の特徴、多数導入しているLT設備は、「さまざまなタイプや工程に合わせたロボットおよびマテハンのノウハウと、専用の検証施設『LTラボ』(埼玉県越谷市)で収集した実証データにより選定。商材別に機器同士の相性もふまえ、パフォーマンスの最大化と高いサービスレベルを実現する」
SBSグループの鎌田正彦代表は「EC市場が確実に伸長していくなかで、EC物流に携わる事業者の皆さまの悩みに応えるべく、数年前から準備を進めてきたサービスが、当センターの開設で一層加速する。あらゆる業界のEC物流をお手伝いし、当社の主力事業である3PLに次ぐ事業の柱に育てていきたい」と語る。
また、EC野田瀬戸物流センターの責任者である、SBSホールディングスのEコマース事業推進部、大森茂部長は、「EC野田瀬戸物流センターは、ECフルフィルメントに必要な機能をニーズに合わせてチョイスして利用できる“EC物流お任せくん”の共同物流センター。省人化・省スペース化・業務標準化を図り、クライアント企業様のコストメリットにつなげていく。物流課題解決やサービスの向上をお考えの事業者の皆様は、ぜひ〝EC物流お任せくん〟をご検討ください」と話す。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ