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    無神経な荷主 雪の状況やドライバー気にもかけず

    2014年4月7日

     
     
     

     大都市を襲った大雪の影響で各幹線道路や高速道路で通行止めや大渋滞などが発生し、交通網は大きく乱れ、物流にも大きく影響した。
     大阪市住之江区の運送会社では「数台のトラックが大阪から関東に向けて13日の深夜から運行していた。しかし、静岡や神奈川などで雪の影響で停滞し、16日にようやく目的地に到着。


     どうしても17日に大阪まで帰って来られない状態だった。それにもかかわらず荷主企業は、『車両を用意するように』と催促してきた。当社の配車マンが事情を説明したものの、『そんなことは関係ない』といった様子だった」と語る。
     同社社長は、「荷主企業の仕事で向かった関東で、雪のため車両が立ち往生し、3日かけてようやく目的地に到着した。そこから大阪に帰って来るのに時間がかかるのは十分理解しているはず。通常運賃のまま、関東までの往復5日での運行で、こちらも大きな損害を受けている。荷主の自己中心的な発言には本当に腹が立ち、最終的に、当日の夜積みは用意できないと断った」と語る。
     また、同区の別の運送会社も「立ち往生しているトラックもいるのに、『まだ着いていないのか』『車両はすぐ用意できるのか』など、雪のことを気にする様子もなく、荷主は言いたいことを言ってきた。車中泊などで大変な思いをしているドライバーのことも全然気にもかけず、荷物のことだけ気にしていて腹が立った。こういったドライバーのためにも、もっと適正な運賃収受ができる業界にならなくてはならないと」と話した。

     
     
     
     

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