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物流ニュース
国交省鶴田物流・自動車局長 物流革新に向けた緊急政策パッケージなど話す
2023年11月1日
国交省の鶴田浩久物流・自動車局長は10月31日の定例会見で、「物流革新に向けた緊急政策パッケージ」や「外国人ドライバーを『特定技能』の対象に追加する検討」などについて話した。
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同6日に発表した「物流革新に向けた緊急政策パッケージ」について、6月に策定された「物流革新に向けた政策パッケージ」は、やるべきことをすべて盛り込んでいるものになります。その中で特に緊急性が高いものをまとめたものが「物流革新に向けた緊急政策パッケージ」ですが、ポイントは3つ。1つは、自動化・機械化といった物流の効率化になります。
2つ目は、モーダルシフトの第一歩として、コンテナサイズを鉄道が他のモードに合わせていく取組みを進めていきます。もう1つは、宅配の再配達を半減する取り組みを推進することです。
「物流革新に向けた緊急政策パッケージ」について一言でいうなら、結局はドライバー不足なので、適正運賃をちゃんと受け取って、賃上げにつながるようにする取り組みだと考えています。
トラック、バス、タクシー運送事業の外国人ドライバーを「特定技能」の対象に追加する検討については、トラック、バス、タクシーの3団体そろって今年度の事業計画に盛り込まれました。
外国人ドライバーを「特定技能」の対象に追加する方向で、その実現を目指して法務省と調整を開始しています。どこの国から受け入れるのか、受け入れ人数など検討を進めています。
◎関連リンク→ 国土交通省
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