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物流ニュース
ヤマトとホンダ 軽EVの集配業務を実証
2023年12月19日
ヤマトグループは、「2050年温室効果ガス自社排出量実質ゼロ」および「2030年温室効果ガス自社排出量48%削減(2020年度比)」の実現に向けて、EV2万台の導入、太陽光発電設備810基の導入、ドライアイス使用量ゼロの運用構築、再エネ電力の使用率を全体の70%まで向上させるという主要施策を中心に、各取り組みを進めている。
一方、Hondaは、2050年に同社が関わる全ての製品と企業活動を通じたカーボンニュートラルの実現を目指しており、同実現に向けた取り組みの一つとして、交換式バッテリー「Mobile Power Pack e(モバイルパワーパック イー)」を用いて電動モビリティの拡充を図るほか、再エネ電力の利用拡大を進めている。
そして両社は、2023年6月から、Hondaが2024年春に発売を予定している新型軽商用EV「N-VAN e(エヌバン イー)」を用いた集配業務における実用性を検証するなど、これまでサステナブルな物流の実現に向けた実証を進めてきた。
今回実証に用いる「MEV-VAN Concept」は、日中に太陽光で発電した再エネ電力を充電した交換式バッテリーを使用することで、充電による待機時間の削減や電力使用ピークの緩和など、より効率的なエネルギーマネジメントの実現に貢献するという。
まずは11月から、群馬県内で1台からスタートし、順次増やしていき、複数台での実証を予定している。
◎関連リンク→ ヤマトホールディングス株式会社
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