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物流ニュース
岡ト協重量鉄鋼部会 トレーラ研修会、日常点検で火災を防ぐ
2024年1月10日
岡山県トラック総合研修会館で11月2日、トレーラを安全に使用するための知識と点検に加え、最近の法改正などをテーマにした研修会が開かれた。岡ト協の重量鉄鋼部会が主催したもので、日本自動車車体工業会・トレーラ部会の関係者が講師を務めた。
前半を担当したのは同部会・サービス委員会の吉村淳一氏(日本トレクス)で、ブレーキの引きずりやハブベアリングの破損などトレーラ火災の原因と、発火に至るまでのメカニズムを説明。一人がトラクタで数回のブレーキ操作を繰り返し、もう一人は車軸の斜め横からスラックアジャスタが同調して作動しているかを目視でチェックするなど、ブレーキの引きずりによる火災の予防には二人体制で確認する作業が必要と指摘した。
一方、業務委員会のメンバーである福西進一氏(東邦車輌)は、フルトレーラ連結全長の緩和など近年の車限令の改正内容や、路線が拡充されるダブル連結トラックの現状などを解説。事前に登録することで即時に通行できる特殊車両通行確認制度(昨年4月1日施行)の内容や、今年から始まった車検証の電子化にともなう券面記載事項の変更点などについても話した。
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