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物流ニュース
JR貨物と全国農業協同組合連合会など 「全農号」定期運行を開始
2024年1月11日
JR貨物と全国農業協同組合連合会などはこのほど、米を輸送する専用貨物列車「全農号」の定期運行を八戸から大阪間で開始したと発表。
トラックドライバーの残業規制強化に伴う2024年問題への対応の一環で、当面は月2回運行。初列車が同日午後、青森県八戸市の八戸貨物駅を出発した。
これまで米穀類を運ぶ専用貨物列車の運行は過去に例がなく、貨物列車の「全農号」は、需要減のため、日曜日に運休していた同駅発百済貨物ターミナル駅(大阪市)行きの貨物列車を復活させる形で運行するという。
JR貨物八戸営業所の大山真一所長は、「貨物鉄道輸送はトラック運転者の労働力不足の解決策となり、環境にもやさしい」とし、「東北地方は米の生産が非常に盛んな地域であり、米の輸送で社会に役立てることは大変ありがたい」と述べた。
◎関連リンク→ 日本貨物鉄道株式会社
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