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物流ニュース
京ト協 駐車規制の見直しを要望
2024年1月18日
【京都】京ト協の平島竜二会長(岸貝物流、写真左)と井尻憲司専務理事らは11月27日に京都府警察本部を訪れ、「貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直し」について要望書を提出した。
昨今の国民の輸送ニーズの多様化に対応するため、機動性のある集荷・配達などの輸送サービスが求められているなか、駐車スペースの確保そのものが困難な場合が多く、輸送効率が悪化して運転者の長時間労働など労働環境の悪化の要因となっていると指摘。
京都府警においては、平成30年に警察庁通達発出後全国初となる駐車規制の見直しを御池通などの一部区間で実現し、「その対応に深く感謝している」としたものの、通販をはじめネット販売、再配達等といった多様化した小口輸送が激増していることから、「物流事業者の窮状、意向を配慮していただき、早急に駐車規制の見直しを実現していただきたい」と要望した。あわせて、会員事業者に実施した「駐車規制見直し希望箇所のアンケート」を取りまとめたものも提出した。
平島会長は、「全国初でいち早く取り組んでいただくなど、様々なご協力をいただいているが、オーバーツーリズムで大変混んでいる場所も多く、5分の駐車枠ではなかなか難しい場合もある。緩和していただけるようよろしくお願いします」と要望。対応した岡本茂交通部長(同右)は、「日々、交通安全にご協力いただき感謝している。きっちり精査して取り組んでいきたい」との姿勢を示した。
◎関連リンク→ 一般社団法人京都府トラック協会
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