福山通運（小丸成洋社長、広島県福山市）は昨年１２月１８日から電気小型トラック（ＢＥＶ）での配送業務を東京都内で始めた。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の助成事業に参画する同社は、すでに水素燃料電池小型トラック（ＦＣＥＶ）を導入しており現在は３台が稼働中。さらに、今回２トンのＢＥＶ２を１台導入し、千代田区内で運行している。

ＢＥＶは航続距離とエネルギーコストの上昇が課題だが、同社東京支店内に充電施設を置いており、充電時間を最適化することで電力量のピークカットを行うという。

また、社内のコミュニケーションの円滑化、活性化を図ることを目指し、社内プラットフォーム「ＴＵＮＡＧ（ツナグ）」の活用を始めた。

年明けからエリア限定で実証実験した後、全国の拠点に展開する予定という。

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