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物流ニュース
日本海事協会認証サービス事業部 ISO39001拡大に注力
2014年7月15日
日本海事協会認証サービス事業部(東京都千代田区)は、ISO39001の審査機関として、認証取得企業の拡大に力を入れている。現在までに6社を審査・認証済み。そのうち、宇徳ロジスティクス(横浜市中区)と竹本商事運輸(岡山県高梁市)の2社が物流事業者だ。ドラレコメーカー大手のデータ・テック(東京都大田区)の審査を手掛けた実績も持つ。同事業部の田部井宏修主管(写真左)は、「世界に130か所のネットワークを持ち、グローバルな事業展開にも対応していけるのが強み」と自信を示す。
ISO39001について山本秀之氏は、「現在、取り組んでいる安全対策をそのまま生かすのが基本。認証を取るために新たな文書を作っても無駄になることが多い。手間をかけずに効率的に取り組んでほしい」と語る。
谷口裕美氏は、「ISO39001は、9001や14001よりも取り組み効果が見えやすいという意見が多い。1社でも多く認証を取得し、事故の削減につなげていただきたい」とアピール。
田部井氏も、「そもそも日本は、世界でも安全な国として知られている。国交省の法律を守っていれば認証取得のハードルは高くないはず。事故をなくそうという世界的な動きの中で、ぜひ一緒に取り組んでいきたい」とし、山本氏も「荷主へ魅力ある物流サービスを提供するためにも、取得メリットは大きい」と付け加える。日本全国で対応が可能で、「オファーがあれば海外へも出向く」という。
同部では認証を取得した企業の広報支援にも注力。安全への取り組みなどについて、取得企業を谷口氏らスタッフ自らが取材し、本格的な冊子を作成している。
山本氏は、「事故防止は経営にも大きく寄与する。認証取得に興味があれば、気軽に相談してほしい」と語る。
◎関連リンク→ 一般財団法人日本海事協会認証サービス事業部この記事へのコメント
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