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    物流連総会 官民の連携強化へ、川合会長は再任

    2014年7月10日

     
     
     

     日本物流団体連合会(川合正矩会長)は6月23日、通常総会を開催。平成25年度収支決算など、いずれも議案通り承認した。
     決算では、会費収入8338万円など事業活動収入1億3168万円を計上する一方、事業費支出8816万円など事業活動支出1億3638万円を計上。当期収支差額はマイナス722万円で、今期繰越収支差額は5326万円となった。
     任期満了に伴う役員選任では、川合会長の再任が決まったほか、日本倉庫協会の総会で会長に就任した安部正一氏が副会長に選任された。川合会長は、今期も引き続き「物流を広く一般へPRする」「人材問題などの物流インフラの整備」「国際物流の調査」の三つの重点課題に取り組んでいくとした上で、「官民連携の強化を図り、官の力も大いに活用していくとともに、陸海空の意見を反映させられるよう活動をさらに充実させていきたい」と述べた。


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     報告事項では、海外の投資事業の支援のために官民が出資し、株式会社として今年10月頃をメドに設立される「海外交通・都市開発事業支援機構」への出資について現状が報告された。
     また、今年9月に第1回物流業界インターンシップを実施する。大学生など100人を集め、5日間でオリエンテーションや企業訪問、座談会などを実施し、物流現場の最前線を横断的に見学・体験してもらう企画で、会員企業20社が参加する。
     総会終了後には、物流環境大賞表彰を開催。同大賞は、物流部門における環境保全活動や環境啓蒙活動などの面で優れた功績を残した団体や企業、個人を対象に表彰を行うもの。
     第15回となる今回は、自然エネルギーを利用したターミナル施設「羽田クロノゲート」の建設を含む環境保護活動が評価されたヤマト運輸が受賞。川合会長から表彰状と記念品が授与された。
     また、環境負荷軽減技術開発賞は、DPFレス産業用クリーンディーゼルエンジン「トヨタ1KD」を開発した豊田自動織機、機関車アイドリングストップシステムを開発した神鋼物流がそれぞれ受賞したほか、物流環境特別賞は、航空貨物コンテナ作業用ボールデッキステージの部品の再利用による資源の有効活用を行っているとして日本通運が、40㌳ウイング型国際海上コンテナによる物流効率化と環境にやさしい輸送システムの提案を行ったとして日通商事がそれぞれ受賞した。
     物流環境保全活動賞と物流環境啓蒙賞は該当なし。
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    ◎関連リンク→ 日本物流団体連合会

     
     
     
     

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