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物流ニュース
MonotaRo 尼崎市に新センター
2014年7月17日
MonotaRO(鈴木雅哉社長、兵庫県尼崎市)は6月24日、新・尼崎ディストリビューションセンター内覧会を開催。地上4階建て、延べ床面積1万3345坪の同施設を報道各社に披露した。
鈴木社長はあいさつで、「新センターを作るにあたり、より多くのお客様に利用して頂き、信頼してもらえるようなサービスを展開していきたい」と語った。
同施設開設のねらいとして、同社の顧客である事業者にとって間接資材の納期は製造など操業に関わる問題で、納期の信頼性が仕入れ先の信頼につながる。より多くの商品を注文当日に発送し、利便性を実感できるサービスを発展させるため、現在の3倍以上の在庫保有能力を確保し、現センターの2倍以上の出荷能力、20%の出荷効率向上を計画している。
在庫可能商品点数は30万〜40万点で、出荷可能件数が現在の約2倍となる5万件、新規導入設備として自動倉庫、多層階搬送コンベヤー、自動梱包機がある。
1階が入荷・出荷エリアとなっており、自動梱包機の導入で人手作業の4倍の作業効率を実現し、コンベヤー搬送ができない重量品、大型品のピッキングは異形商品ピッキングエリアを設けるなど、自動化と多様な商品を取り扱うフレキシビリティを両立し、幅広い顧客のニーズに対応する。2階はピッキングエリアで、より多品種の商品を効率よく保管できるよう最適な保有在庫数を自社開発システムが管理する。3階・4階は将来の拡張スペースで順次在庫保管、出荷などの機能を装備していく計画。
同社長は、「生産性を上げていくことで設備投資費は3〜4年で回収できる。商品点数は目標にしておらず、実際に必要な商品をより早くお届けすることで、メリットを感じるお客様を増やしていきたい。より物流基盤を発展していきたい」とした。
◎関連リンク→ 株式会社MonotaRoこの記事へのコメント
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