-
物流ニュース
積水化学工業とセンコーGHDとセンコー フィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置実証実験
2024年3月30日
積水化学工業(加藤敬太社長、東京都港区)は3月27日、センコーグループホールディングス(福田泰久社長、同江東区)、センコー(杉本健司社長、大阪市北区)と太陽光発電ポテンシャルが大きい倉庫、工場の壁をターゲットとした設置方法を確立するための共同実証実験をセンコー茨城支店の茨城PDセンターで3月22日から開始したと発表。
2050年の脱炭素社会実現に向けてエネルギーの脱炭素化が求められる中、フィルム型ペロブスカイト太陽電池は軽量で柔軟という特徴により従来のシリコン系太陽電池では設置が難しかった場所(ビルの側面や対荷重の小さい屋根など)への設置が可能となり、再生可能エネルギーの導入量を拡大できる有力な選択肢として期待されている。
今回の実証実験では、新しい簡易設置法により、16枚(16平方m)のペロブスカイト太陽電池設置を施工準備から配線収納まで6時間で完了することができ、今後、発電能力の検証に加え、耐候性や耐風性について3社共同で1年かけて検証を行うとしている。
◎関連リンク→ センコーグループホールディングス株式会社
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ