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物流ニュース
全ト協海コン部会総会 海コン輸送安全性の確保へ
2014年7月11日
全ト協海上コンテナ部会(藤木幸二部会長)は7月10日、大阪市内で総会を開き、事業計画案などを承認した。
藤木部会長は「今、一番気になるのは、45フィートコンテナ問題。港湾エリアで車庫を確保するとともに車両を購入しなければならず、我々は苦しい状態。燃料価格が高騰し、ドライバーも不足しつつある中、全ト協もそういった問題について動いてくれている。20フィートから45フィートまで対応できるシャシーが欧州から輸入され、国内で数本利用されている。国交省には安全性を確保した上で、国内で運行できるよう認めていただきたい」とあいさつ。
今年度も、「国際海陸一貫運送コンテナの自動車運送の安全確保に関する法律」の成立に向けた諸活動を展開。廃案となった法案を国会審議の場に上程されるよう政府や行政に対して働きかける。
「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」の周知活動として、DVDやリーフレットを配布する。前年度に続き、講習会を随時開催。
関係行政機関との連携強化では、海コン輸送における諸課題解決に向け、安全性の確保を最優先にした慎重な対応を要請。20フィート・40フィート・45フィート兼用トレーラのさらなる利便性向上、安全かつ安価で使い勝手のよい車両の開発研究も求めていく。
◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会この記事へのコメント
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