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物流ニュース
サーラ物流 新拠点でバイオマス発電関連輸送を展開、専用車両13台投入
2024年6月3日
サーラ物流(宮澤光社長、愛知県豊川市)はこの2月に開設した豊橋における新拠点をベースとした新たな輸送に着手。ハイリフトカプラーを備えた専用車両を今後13台、順次投入してその展開をすすめていく。
取り扱うのは田原市内のバイオマス発電に使用する木質ペレットで、ヘッド後部の装置によってコンテナを傾斜させ内部のペレットをホッパーと呼ばれる燃料の受け入れ口へと一気に流し込むことでスピーディ且つ効率的な輸送を実現。現在は11月からの本格稼働に向けて試運転と準備をすすめている最中で、豊川で使用していた自社バイオマス発電輸送用トレーラも新営業所に集約させてさらなる効率化をはかっていく。
宮澤社長は取材に応じ、自社で扱うプロパンガスにLNG、液体窒素・酸素、液化アルゴン、石油類といった広範囲に及ぶエネルギー輸送に続くものとしてハイリフトカプラー車両活用による今回の動きを歓迎。人口減や燃焼効率の向上といった背景からエネルギー需要の先細りが懸念されるなか、こうした新たな輸送を取り入れていくことで自社における仕事の幅や可能性を随時広げていきたいとして、その意義に言及している。
◎関連リンク→ サーラ物流株式会社
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