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物流ニュース
求職者から「見られている」
2014年9月9日
慢性的な人手不足で、「売り手市場」とも言えるドライバーの求人。求人に応募するドライバーも、就職先の運送会社を見極めるのに必死だ。
「面接の時に、〝私〟についてネットで調べてくるんだよ」。そう話すのは、神奈川県川崎市の運送会社社長。会社のHPはないが、同氏は協会や組合の理事を勤めており、グリーン経営認証のセミナーの講師として活躍している。そのため、氏名で検索すれば様々な情報がネット上に出てくる。面接に来るドライバーが、事前に社長の人物像や社会的な取り組みを調べて、それについて逆に質問してくるというのだ。
また、同相模原市の運送事業者は、ドライバーの募集を始めると、会社の事務所や車庫の付近で知らない人物がうろうろしているのを見かけるようになるという。
同事業者は、「当社への応募を考えているドライバーが、Gマークの有無を調べているようだ」と話し、「Gマークの有無を調べれば、社会保険の有無もわかるからね」と付け加える。
求人や面接というと、「会社が求職者を見る」と考えがちだが、「求職者から〝見られている〟」ということも忘れてはならない。この記事へのコメント
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