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物流ニュース
タカラスタンダード 東北物流センター竣工
2014年8月25日
タカラスタンダード(渡辺岳夫社長、大阪市)は7月31日、東北物流センターの竣工式及び竣工記念披露宴を執り行った。
ウェスティンホテル仙台で行われた「タカラ東北物流センター倉庫竣工披露宴」には、約450人の来賓が東北各地から集まり、会場を埋めた。渡辺社長はあいさつで、「20億円を投じた新拠点は、まさに東北に根を張り商売をしていくという我が社の姿勢の象徴」とし、「雇用の創出と地域の活性化で復興の一翼を担う拠点としたい」と述べた。
「津波・原子力被災地域雇用創出企業立地補助金」の対象事業である同センターの竣工に際し、村井嘉浩宮城県知事と佐々木一十郎名取市長も駆けつけ、同センターの発展と地域貢献への期待を語った。同社物流部の吉井剛仁部長は、「地元の事業者とより良い関係を構築し、関わる皆さんに利のある効率的なセンター運営ができたら」と話している。
鉄骨造り5階建ての同センターは、総床面積5000坪。従来の2倍の保管能力を備え、「タカラブルー」のラインを用いた外観は、周辺の流通センターエリアのランドマークともなっている。
屋上には、最大214kWの発電容量を持つ太陽光発電設備を配し、倉庫電力量の半分近くをまかなうなど、省エネにも配慮した。東北自動車道仙台南インターから車で1分という立地で、東北5県の需要に対応する。
◎関連リンク→ タカラスタンダード株式会社この記事へのコメント
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