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物流ニュース
双葉運輸 安全大会でプロの自覚を胸に刻む
2024年5月31日
【広島】双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)を中心とする同社グループの安全大会が5月12日、廿日市市の「ウッドワンさくらぴあ」で開かれた。同社広島支店やグループ企業の役員と従業員が参加。新型コロナの流行期には拠点ごとに実施していたが、今年は同会場と東広島、山陰、山口、岡山の各支店をオンラインでつないで一斉開催し、総勢900人が改めて安全について学んだ。
為廣尚武会長はあいさつで、2024年問題の対応を数年前から顧客の協力のもと進めていると報告したうえで「安全な輸送が最優先ということを胸に刻み、事故を決して起こさないという強い気持ちで業務に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
また、長谷川社長は「車両事故は前年と同数。構内でのバックや接触の事故が改善されないことは残念。物流のプロとして事故を自分のことと捉え、安全に行動することが自分と家族を守ることでもある」と事故撲滅への思いを話した。
安全講義は今年、2部構成。「ながらスマホ運転を撲滅する会」の則竹崇智氏は、2016年にスマホでゲームをしながら運転していたトラックが起こした事故で9歳の次男を亡くした当日と、その後の深い悲しみを克明に語った。陸災防の遠藤聡氏は、事故の原因にもなる運転中の錯覚について解説した。
安全優秀営業所など各種表彰では、293の従業員と事業所の努力が称えられた。なお、乗務中に人命救助を行ったグループ会社の社員を「善行賞」として特別に表彰した。
角井秀規常務が「『まあ、いいか』は危険を招く悪い行動。来年の大会は全員が無事故で臨んでほしい」と訓示。ドライバーの代表が安全な運転、作業を宣言した。
◎関連リンク→ 双葉運輸グループ
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