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物流ニュース
日本MH協会 通常総会、新会長に木村吾郎氏
2024年5月30日
日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会(加納尚美会長)は5月17日、第68回通常総会を主婦会館プラザエフ(東京都千代田区)で開催した。任期満了に伴う役員改選では新会長に木村吾郎氏(カツヤマキカイ社長)が就任。新任では専務理事に園山洋一氏(日本包装技術協会専務)、常務理事に成瀬慎一郎氏(日本通運室長)が就任した。
2024年3月末日の会員数は法人が48社111人で、前年比2社・4人減となるも個人で2人増となり、結果、前年比2人減少となった。2023年度の収支計算書によると収入合計1381万円、前期繰越金653万円で計2034万円、支出合計1022万円で、1012万円を次期繰越しとした。
2024年度の活動方針は「①協会事業活動の強化推進②MH人材育成事業の推進③政府機関・物流関連諸団体との情報交換」で、事業計画および予算も原案通り承認された。
総会後の特別講演は、「デジタルデータを活用した花王サプライチェーンの取り組み」をテーマに、花王のSCM部門ロジスティクスセンターの徳山尚昭氏、神山裕行氏が豊橋工場内に倉庫を新設するなどのサプライチェーンの最適化などの講演を行った。
引き続き行われた懇親会で、木村新会長はまず自社について紹介し、「今後もさらに学びに磨きをかけていきたい」としたのち、「(協会創業から)68年ということだが70年、そしてその先も皆さんの技術が、まだこれからこの先には困難もたくさんあるだろうが創意工夫をし、日本特有の発信を世界に広げていきたい。そのために皆さんと共に頑張っていきたい」とあいさつした。
なお現在、日本МH協会では「第29回日本MH大賞」の応募受付を行っている。応募締め切りは6月下旬。詳細は同協会ホームページを参照。
◎関連リンク→ 日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会
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