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物流ニュース
船井総合研究所M&Aセミナー ホイテクノ物流と譲渡企業2社が本音トーク
2024年5月30日
船井総合研究所がオンライン配信した物流業界向けM&Aセミナーにおいて、譲り受け企業であるホイテクノ物流(愛知県蒲郡市)代表の加藤雅仁氏と譲渡企業であるmirai計画(同みよし市)代表の柳川佑平氏、中部流通センター(静岡県島田市)部長の岡本善成氏の3者が登壇。「M&Aの本音」を語り合った。
創業85年の歴史をもつホイテクノ物流は2020年以降、利用運送業を行う中部流通センターおよび当時創業4年目の若手が活躍するmirai計画の2社をグループイン。セミナーでは船井総研の光田卓司マネージングディレクターが進行役となり、決断から現在に至るまでの心境や社内の変化を3者に質問、それぞれの立場における本音を聞き出した。
「特徴ある2社から学び、弱い部分を補完し自社の成長に生かすことを期待した」という加藤氏に対し、決断時を振り返った柳川氏は「心でつながれるかどうか」が判断基準になっていたことに言及。また岡本氏は社歴の長い従業員という立場から戸惑いや心配があったと打ち明けた。
3者に共通するのはマイナス面もプラスに転じるとする前向きな思考。譲渡側2社には仕事の幅の広がりというシナジーが生まれ、岡本氏は従業員の生活安定につながったとも話す。加藤氏は「M&Aは変化するための時間が買える有効手段」として、今後も活用していく姿勢を明らかにしている。
◎関連リンク→ 株式会社船井総合研究所
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