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    各社様々 燃料購入に対する「こだわり」

    2014年11月6日

     
     
     

     燃料価格が高止まりしている。どんなにコスト削減しても軽油価格が高騰すれば、すべて吹っ飛んでしまう。燃料は協同組合での購入や販売店数社による購入、スタンド買いなど各社様々。燃料購入に対する「こだわり」について、中部圏の運送事業者に話を聞いた。
     「少しでも安く、販売店3社から購入している」というのは愛知県内の運送事業者。「しかし、台数も少ないので影響は少ないと思っている。大変なのは運送会社だけじゃない」という。三重県の運送事業者は「インタンクで安く仕入れている。担当者とはいつも連絡を取って、値段について怒鳴り合ってものらりくらり。キツネとタヌキの化かし合いのようだ」と苦笑する。三重県の別の運送事業者は「燃料価格については諦めている。『この値段になった』とファクスが来るだけ」という。


     愛知県の運送事業者も「軽油価格のことは考えないようにしている。会社単位で考えたり、ト協で署名を集めても、どうしようもない。国の政策の問題。運賃にどう反映させるかが問題だ」と指摘する。
     愛知県内の運送会社社長は「現在、取引するのは5〜6社ぐらい。メーンはその中の2社になっている」と話す。値段交渉については、あまりやっていないという。「各社からファクスで見積もりが流れてきて、その週で一番安い所を使うが、少しでも安い所で買いたいのが本音。インタンクでそれなりの量を購入しているので、1円でも50銭でも違ってくれば、大きな違いが出てくる」と話す。また、「先ほど営業マンが来て話をしていった。『たまには買ってください』といったニュアンスのことを言っていたが、こちらも『安ければ買う』という返答しかできない」と説明する。
     同じく同県内の運送会社社長。「とにかく燃料価格で圧迫され、利益が食い潰されていく」と嘆く。価格交渉については、「交渉してもどうかという感じ。インタンクで、ある程度の量を買うので、その点を考慮してもらうぐらい。価格交渉して安くなるのならいくらでもやる」と話す。
     同県内の事業協同組合関係者は「軽油の共同購入で少しは安いと思うが、目を引くようなものでもない。組合というスケールメリットで価格交渉するしかない」と説明し、「事業者や組合単位での価格交渉は根本的な解決にならない。やはり暫定税率の問題も含めて、国で対策を考えてくれないとどうにもならない」と、今後の状況を憂慮する。
     「組合で燃料を共同購入している」と話すのは、同県内の運送事業者。「1社だけで、安定的に安く燃料を仕入れるというのは難しい。共同購入を利用すれば、低コストを実現できると聞いたので、ずっとそうやっている」と話す。実際に、協同組合の信用力や交渉力によって、より低コストで安定した燃料の調達ができているという。
     また、同県内の別の運送事業者は「複数の会社と契約し、定期的に連絡を取り合って交渉することで、なるべくコストを抑える努力をしている」と話す。「定期的に連絡を取り合っていないと、何の知らせもなしに突然、価格の上がった請求書が来ることがある。こういう経験があってからは、契約したままにせず、定期的に連絡を取るようにしている」と話す。また、同社社長は燃料のコスト削減について「とにかくコストを下げるため、できることはしていきたいと考えている。燃料交渉はもちろん、エコドライブも行って燃料コストの削減に努めている。燃料価格が下がることは考えにくいので、どうにかして、この問題を乗り切っていきたい」と話した。
     別の運送事業者も「複数の会社と毎月価格交渉を行い、一番低い料金で仕入れている」と話す。複数の会社との交渉を行うことでコストを下げるといった方法で、燃料価格の高騰に対応している事業者も多い。

     
     
     
     
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