物流エコノミストの鈴木邦成氏（日本大学教授）の新著「はかどる技術」がフォレスト出版から発売された。物流の問題解決法を仕事と人生の「滞り」にも応用し、「真の効率化」を解説している。

同書では、専門のロジスティクス工学に加え、最新の行動経済学なども採り入れて、時間・仕事・勉強・人づきあい・人生設計・お金などのさまざまなシーンやテーマにおいて、最小限の努力で最大限の成果を引き出せる考え方を伝える。

同氏は「ロジスティクス工学と行動経済学をベースにした滞り解消法を紹介するが、それらはことごとく、これまで語られてきた『いいこと』とは真逆の主張になっている。『一般的にいいこと・世の中の常識＝古臭いバイアスの塊』と解釈し、真に効率化する次のような逆説的かつ具体的な方法を伝えていく」としている。

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