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物流ニュース
サーラ物流 大型配送センター業務受注、中京と関東で新事業
2024年6月10日
サーラ物流(宮澤光社長、愛知県豊川市)はこのほど中京・関東地域における大型配送センターの運営業務を受注。今後準備をすすめて、さらなる事業拡大をはかっていく。
今年は豊橋でのバイオマス燃料関連の大型案件といった新たな動きを始動させている同社。今回の新事業もバイオマス燃料輸送と同様に「自社における可能性と業務の拡大」を見据えた前向きな挑戦の一環と言える。
発注事業者は、動物用医薬品を取り扱うアスコ(相原夏実社長、愛知県豊橋市)で、営業部門が兼任で担っていた配送を社内で明確に分離して効率化をはかる計画において、物流センター業務の外部委託を決定。同社がサーラ物流のコンサル部門からの提案を受け入れる形で実現し、通常の入札プロセスを経て今回の動きとなった。
拠点は、中京地域が愛知県一宮市の「T―LOGI一宮」で12月の稼働を控えてすでに人材採用も開始。関東地域は、来年6月のスタートを予定して環境と形を整えていく。
取材に応じた宮澤社長は「我々規模の物流企業として、必要なメニューのひとつ」と一連の流れに言及し、加えて今回の動きは3年ほど前から人材採用を含めて力を入れてきた同社のコンサル業務が形となってあらわれた好例でもあり、社内的な相乗効果として大きな手応えを感じている様子。
また、今後についてはこれらをふまえたいっそうの発展に期待を寄せながら、サーラグループの共通テーマである「地域で愛される企業を目指す」という部分についても物流事業者ならではのアプローチでその形を実現していきたいとの構えだ。
◎関連リンク→ サーラ物流株式会社
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