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    バンダイロジパル グループの仕事により深く

    2014年11月17日

     
     
     

     バンダイロジパル(馬場範夫社長、東京都葛飾区)は、バンダイナムコグループの物流子会社として、受託機能を拡大する一方で、グループ内の物流業務により深く携わることで「グループ各社の業界競争優位性を実現する」ことを中期目標に据えている。「物量の波動が大きく、納品日も厳しいのが玩具。いかに乗り越えるかが物流を担う上での課題」と、馬場社長は話す。
     2008年に就任した同社長は、「大手と同じことはしない」「自社が管理している荷物に最後の最後まで責任を持つ」という方針を掲げ、同社を導いてきた。「倉庫から出たら終わり…ではなく、受け取り先まで無事に到着して初めて責任を果たしたことになる。この意識を社員一人ひとりに持たせることから始めた」と振り返る。


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     子会社の強みとして「情報の速さ」を挙げる同社長だが、同時に、「何か月も前から、いつ頃に何が出るという情報を得られるものの、確定情報にならないと動けないという実運送の特性から、情報を生かしきれていなかった」と話す。
     これを生かすためにも、「グループの仕事により深く関わる」という方針を打ち出した。「配送に至るプロセスを自分らでコントロールしやすくする」だけでなく、「出荷や検品といった配送前の業務に携われば、正確な情報とノウハウが蓄積でき、物流全体の効率化が図れる」というメリットがある。
     また、外部の仕事に関しては、「なんでもかんでも引き受けるのではなく、波動を吸収できる分野に専門特化する」と方向転換。「1月から4月の閑散期にボリュームが増すオフィス家具や自転車を手掛け、各分野のプラットフォーム化を進めている」といい、自転車部門では、倉庫内で組み立て作業までを請け負い、サービスの幅を広げている。
     閑散期に扱う商品を増やすことで、個々のセンターの対応能力の水準が上がり、「今まで外に出していた仕事を、センター間のやりくりで賄えるようにもなってきている」と言い、この好循環をさらに進めて行くとしている。また、間口を広げることで新たな仕事が舞い込むようにもなった。
     センター間やエリアごとの配送に関わる部分では、日々の波動も大きい玩具や家具などのかさばる商品も扱う同社は、それだけに「難しい荷物になりがちな商品にも対応し、約束を確実に果たしてくれる」という地場の事業者の存在を高く評価している。
     同社長は、「運びにくい時代だからこそ、地場の事業者の存在は重要」とし、「エリアごとのネットワークの構築」を目下の課題と位置づける。「仕事をきちんと出すことで、荷主企業として信頼してもらうことが大切」。ネットワークの構築には、「信頼関係しかない」と話す。
     昨年からは、相互理解を深めるため、年1回の「パートナー会」を開催し、「幹部社員は全員参加し、考え方や品質といった核となる部分を共有する」取り組みを開始した。また、従来からセンターごとに実施している積み方講習会で、輸送品質を高めている。
     今後、「バンダイロジパルとしては、グループに貢献する物流子会社の立場を堅持する」とし、一方、実物流を担うロジパルエクスプレスは、「むしろグループ内外を問わず、荷主からの物流会社としての評価を高めていく」という方向性を示す。戦略的に物流の効率化を進める一方で、「信頼」というつながりを大切に、協力事業者との関係構築を加速させる。
    ◎関連リンク→ 株式会社バンダイロジパル

     
     
     
     
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