ひまわり便のマイシン（辻直樹社長＝写真左、愛知県豊橋市）は豊橋市と「災害時における緊急物資輸送等に関する協定」を結ぶにあたり、７月３日、市役所にて締結式を行った。

協定は地震等による大規模災害が発生または発生するおそれがある場合において、支援物資の受け入れ・仕分けおよび避難所等への配送等の支援協力に関しその手続き等について定め、災害応急・復旧対策および受援計画が円滑に実施されることを趣旨とするもの。これにより同社の配送や仕分けのノウハウが災害発生時における物的支援に対する受援体制の強化につながるとしている。

民間の協力を歓迎する浅井由崇市長（同右）は「避難所をはじめ被災者に物資を仕分けし届けることは重要であり非常に難しい。実効性のある協定になるよう引き続きの連携を」と感謝した。

また能登震災時に緊急物資輸送へ協力した経験から地元・豊橋市へ協定締結を申し出たと経緯を説明した辻社長は、「豊橋・豊川・浜松の３拠点でいろいろな対応ができると思う。市民の力になりたい」と地域貢献への使命感を言葉に込めた。

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